
マーリー
では、第3回を迎えました。「みらいのおしごと」企画。今回はどんなお仕事のアイディアがあるでしょうか?生徒さんと意見を出し合ってみました。
この企画では、生徒さんと一緒に未来にありそうなお仕事について妄想を膨らませていきます。将来を考えることで、興味のアンテナを高めます。
Kio
「AR関係の仕事はどうでしょうか?」


マーリー
ARって、VRと何が違うんですかね。まずそこから説明できますか?
Kio
「VRはバーチャルリアリティーの略で、ゴーグルのようなものをかけて、仮想現実が見れるものですが、ARはゴーグルなどをつけなくて携帯のカメラなどをかざすと、現実世界に見えないものが見えます。例えば公園にいないはずのピ〇〇〇ウが画面越しに見えるわけです。」


マーリー
ARはいわゆる拡張現実と呼ばれるもので、現実をより楽しく見えるようにしましょう!みたいなやつだよね。なんか、名刺にQRコード?とかが入ってて、そこにケータイかざすと名刺の上でムービーが流れる、みたいな。
Kio
「そういうものも最近ありますよね。カードの説明だけではどういう人かあまり伝わらないときがあるのでARが役立ってくれますね。」


マーリー
文字の説明などに+できる。って感じですかね。ゴーグルいらないのは大きな魅力ですね~。では、そんなAR(拡張現実)ですが、実際、将来どんなことに仕事として使えるのでしょうか?
Kio
「そうですね、建築をする会社だったらどういうものを作るのかを図面や資料だけでは完成したときの想像が難しいと思うので建築現場に行ってAR実際に完成したものを写せば色々なことができると思います。」


マーリー
あ~たしかに!リフォームとかする時に完成図みえたほうがいいですね。CGとはまた違った感じで。つまりAR技術者っていう仕事があるんじゃないかって話ですよね?建築以外には何がありそうですか?
Kio
「さっきの話よりスケールが小さくなってしまいますがレストランのメニューとかにも活用できそうですよね。食べ物を画像ではなくてメニューから実物大のモデルを浮き出すみたいなことができれば便利だと思います。」


マーリー
あ~それは確かにいい!ディスプレイのガラス自体がスマートガラスのような役割をすれば、食玩も必要なくなりそうですよね。メニューの入れ替えも簡単だし。
Kio
「それだったらグツグツ感も出せますね!あとはカードゲームとかもARを加えたら面白くなりそう。カードからキャラが出てきて攻撃するときも攻撃モーションしたらめちゃくきゃかっこいいですよね。」


マーリー
ボードゲームとか、エンタメの分野はARととても相性よさそうですね。遊戯王みたいにカードをセットすると、モンスターが出現するとか、ほんとにリアル(?)ポケモンバトルができるようになるのかもしれませんね。めっちゃ楽しそう!
Kio
「道案内もできそうですよね。液晶のナビだとどうしても道を間違えてしまうときがあるので、わかりやすく矢印を出したりすれば道を間違えることはあまりなんじゃないと思います。」


マーリー
いや~便利ですね。そこまで行くと、ケータイを見ながらではなくて、眼鏡とかがあるとより便利そうですね。スマートゴーグルとかはこの辺を先取りしているんだと思います!
Kio
「そうですね〜ARの技術を利用して、例えばショッピングモールのスーパーにポップアップをつけて『セールですよー』みたいなやつとか『ここのラーメンめっちゃおいしかったゾ〜』みたいなレビューをかけてたりできるSNSができれば人気でると思います。」


マーリー
おおおお、それは思いつかなかった。いちいちSALEバナーを出さなくても、お店のデコレーション変えたりできるのはいいですね。あと、なんだろ、、眼鏡のボタンをピッとすれば、そのお店のレビューがずら~~~っと出るみたいなことですよね。すご!

マーリー
投稿内容とかをフィルタリングしないと、いたずらに使われてしまったりしそうだから、その辺は技術革新を望みたいところですね。ちなみに、そういうことを実現するために必要なスキルって、AR製作技術になるのでしょうか?今からどんなことをやっておくといいとかあるのでしょうか?
Kio
「うーんモデリングとかプログラミングとかですかね?あとはそもそものARを見るためのハードを作ったりとか、今回のようにアイディアを出す力が必要だと思います!」


マーリー
モデリングって、CGとかの技術ですか?
Kio
「そうですね。モデリングはCGを作ることですけど、プログラミング技術などに合わせて、デザインのセンスなどもいるので、そういったスキルもじゅうようなんじゃないですか?」


マーリー
う~ん、そう考えると、絵が描ける、イラストレーションの技術って今後需要高まるかもしれないですね。と、いうことで、今回はAR技術者というみらいのおしごとでした。現在もそういった技術者の方はいると思いますが、今後ますますニーズが高まりそうですね!