じぶんデザイン2.0
ルミオハナでは開設当初から子ども達の興味や好きを見つけて伸ばすことに注力してきました。
その独自のプログラムは「じぶんデザイン」とよばれて子どもたちからの親しまれています。
夏休みに子どもたちとたくさんの時間を過ごした経験から、大人も進め方についてマイナーチェンジをしてきましてので、今日はそちらをご紹介させていただければと思います。
進め方会議
先日は子どもたちと下期の進め方について話し合いました!
「今までどうだった?」「どう変えたらやりやすい?」と聞いてみることで忌憚のない意見をたくさんもらえ、すごく参考になりました。(子どもたちのダメ出し、容赦ないです…)
例えば今までは、「調べ学習をしてもタイピングのスピードが遅くて時間内にうまく調べられなかったり、途中で嫌になってしまったりしていた。」や、「せっかく目的の情報にたどりついても漢字が読めなかったり、言葉遣いが大人向けに書かれているものなどが多くなかなか情報を吸収できていなかった。」など。
なるほど…
大人が思っている以上に難しかった部分がよくわかりました。
改善しよう!
大人のじぶんデザインは「ルミオハナでの学習をもっともっとみんなにとって価値のあるものにすること。」
そこで下期からは以下の3つのステップで学習を進めていきたいと思っています。
リサーチ
表現
発信
です。
ここでは詳しく書くことができませんが、①自主テーマを大人の解説付きで調べ、②絵や文、造形で表現し、それを③社会に向けて発信すると言うところまでを子ども達が行います。大人はリソースの提供、サポートを行います。
ルミオハナの特別なところはすべて子どもたち主体であること。進め方については大人がコンサルティングをしながら行なってい来ますが、最初から最後までを子どもたちにやってもらいます。
勉強としての英語や作業としてのローマ字を覚えることなどの活動は子どもたちを「なぜやらないといけないの?」という気持ちにします。
一方でテーマ学習では目的があります。その目的を達成するまでのツールと言う意味で、こう言ったことにも熱を持って取り組むことができます。
大人が何も言わなくても動ける子に。そういった能動的学習者を育てることが私たちルミオハナ一つのゴールでもあります
自分の興味を追求し自分の力で調べそれを表現し社会へ発信する
このプロセスを小学生の低学年の頃から身につけることはこの子たちの時代の生きる上で大きな力となることでしょう。