子どもたちの描く「100万人に1人の人材」

夏休みはたくさんの時間があります。子どもたちともいろいろな話をしています。

ルミオハナのリアルコミュニティ「まなびスペース」で先日ランチタイムに、こんな話が出ました。

問)好きな事を続けていたら本当に すごい大人になれるのだろうか。

100万人に1人の人材になれるようにすると社会から求められる人材になれるらしい。→人生楽しい。


100万人に1人というとオリンピック選手並みの希少性と言われています。

どうやってなるかについて教育者の藤原和博さんが、面白い考え方をしていることで 有名ですね。

藤原さん曰く100万人に1人の人材になるためには 100人に1人 レベルの能力を三つ掛け合わせることで 実現可能だそうです。

100人に1人ぐらいの能力だったら 頑張って練習すれば 慣れるような気がしてきます。

何が得意?何ができそう?

ある子は、言います。

「わたしは①サーフィンと②漢字と、③アクセサリー工作かな~。それぞれで100人に一人の人材になるとどんなことが起こるかな。」

大事なのは100人に一人を3つ「かけ合わせること」なのでここからは具体的にどんなことをしていくとよいかについての話。

「例えば、漢字をモチーフにしたサーフアクセサリーを作るとか?」

別の子は、「僕は①ロボットと②空手と③英語がいいかも、、、」

「空手の動きをインプットしたロボットを作って、世界中で空手教室を開くとか?」

おお!いいじゃん!

と言いたくなるようなアイディアがたくさん出ました。


これからは「雇われて働く」という今までのスタイルが変わってきます。

世の中は資本主義的な体制からより「楽しみ主義」になっていくでしょう。エンターテイメントが人間生活の中心になる。

子どもたちが幸せに食べていくためには、好きなことで突出し、オリジナリティを追求していくことが必要です。

想像力、発想力の訓練にはもちろん、家庭で3つの力、100万人に一人の人材の話をしてみるのはネタとしていいかもしれません。

きっと今目の前の好きなことを違った視点で見られるようになるでしょう!

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