初めてのソーシャル活動として、江ノ島の海岸のごみ拾いに挑戦しました。
天候もよく、ごみ袋を持って海岸へ。ルミオハナから湘南の海はそれほど遠くなく、40分ほどで潮風に当たりに行けます。
この時期の海はとてもすがすがしい!サーフィンを楽しむ人たち、子連れ、カップル、たくさんの人で海はにぎわっていましたよ!
そんな中でいそいそと、ごみ袋を取り出して「プラスチックやたばこのフィルターって、自然になかなか戻らないし、動物が食べ物と間違って食べて死んじゃったりするんだよ!」と子どもたちに説明を始める佐々木。
はじめは「ふーん」となかば他人事の子どもたちでしが、スマートフォンで、エコロジーの教科書に載ってそうな写真を見せてみます…。
こういったものや、
このようなもの。よく見ると、身近なもので命が失われていますね…。
「環境」というテーマは低学年の子でも親しみやすく、わかりやすい。そして、まなびの素材がたくさん詰まっています。
例えば…
- なぜ、ごみを拾う必要があるのか?
- なぜ、プラスチックはNGなのか?
- なぜ、自然に帰る物質と帰らない物質があるのか?
- なぜ、動物は食べ物との区別がつかないのか?
- なぜ、ごみ箱があるのに人はごみをポイ捨てするのか?
- タバコのフィルターは何でできているのか?
- そもそもプラスチックは何でできているのか?
- どのくらいの動物が死んでいるのか?
- ごみは海に出るとどこに行くのか?
- 人間にどのようにして帰ってくるか?(因果応報)
などなど、枚挙にいとまがありません。
PDCAにも落とし込みやすいため、テーマとしては非常にプロジェクトベースドラーニングに向いていると思いました。
子どもたち、画像で見るとがぜんやる気になった様子。
「みつけた!」「あれはごみかな?」「これは何でできている?」「(DVDケースやICカードを見つけて)なんでこんなものが?」など、たくさんの発見がありました。
中でも面白い気づきだったのは「僕たちがこれをやっているの、みんなじろじろ見ているね。」というもの。
大人も気になったのですが、海岸線でごみを拾っていると結構目立ちます。子どもたちもそれに気づいたのでしょう。
「きっと、〇〇くんがみんなに言わなくても、こうやってごみ拾いをしている人がいるというのを見せると、”自分もやろうかな”と思う人が出るかもしれないね。」
「そしたら僕らは今、先生みたいなことをしてるってことだね。」
といった会話が聞けました。
持って行った2枚の45リットルごみ袋がいっぱいになったので終了。
30分ほどしかやらなかったと思いますが、まだまだ拾えたと思います。
ちなみに江ノ島の海岸は「ecoデー」などの取り組みがあるようで、どこかのタイミングで住民に呼びかけてごみ拾いをしているようです。
SUNDAY SOCIAL「社会的な日曜日」ではこういった活動を継続的に続けていきたいと思います。
次回は10袋ぐらい行きたいなぁ。アクティブラーニング楽しいですよ!皆さんぜひぜひ、ご参加くださいね!
PS. ごみ拾いをした後は晴れ晴れとした気持ちで水族館も楽しみました!