みなさんはいつもバターを食べていますか?それともマーガリンを使っていますか?
そもそも、マーガリンとバターの違いを知っていますか?
これからわたしがその違いを説明します!
バターとは?
バターの原料は、主に牛乳などに含まれる動物性の脂肪分です。コクと風味が特徴です。
バターを使ってお菓子を作るとき、おいしそうな匂いがしますよね!
動物性の油なので、コレステロールが高いです。
また、原料になる乳製品の値段が高いので、マーガリンなどと比べて高価になります。
マーガリンとは?
バターと違い、マーガリンはオリーブオイルなど植物性の脂肪分で作られています。
バターほどコクと風味はありませんが、バターよりも原材料が安くすむので値段が安いです。
似たようなものに、ファットスプレッドというものがあります。
80%以上の脂肪分が含まれていると、「マーガリン」、79%以下だと「ファットスプレッド」と呼ばれます。
「ファットスプレッド」にはいちご風味など、味をつけることも許されています。
マーガリンの問題点?
最近マーガリンは「食べるプラスチック」と呼ばれるくらい、健康に悪影響と思われています。
その原因は、マーガリンやファットスプレッドに多く含まれる「トランス脂肪酸」です。
トランス脂肪酸は人間の血中に含まれる悪いコレステロールを増やす働きがあります。
コレステロールとは、血の中にある脂肪分で、増えすぎると血管が詰まらせて、最悪の場合、命を奪う病気の原因になります。
そのコレステロールを増やすなんて、怖いですね。
アメリカの医療チームによれば、このトランス脂肪酸を取らないようにすることで、アメリカだけでも年間最大3万人近くの、心臓病などによる死亡者を減らすことができるそうです。
では、マーガリンは食べないほうがいいのか?
たしかにトランス脂肪酸は取らないほうがいいですが、バターにもコレステロールは含まれているので結局同じことのようにも感じます。
トランス脂肪酸は、ケーキやクッキー、菓子パン、カップラーメンからも見つかりますが、こういったものを一切食べないで生活するのってメンタル的に厳しいですよね。
なので、大切なのは「とりすぎないこと」だと思います。
例えば、マーガリンを塗ったトーストを毎朝10枚食べると、トランス脂肪酸のとりすぎになってしまいますが、逆にそこまで食べなければ健康的にも問題はないと思います。
バターが安全で、マーガリンが危険、という単純な考えは気にしすぎではないかとわたしは思います。
あえて積極的にとる必要はないと思いますが、気にしすぎてストレスが貯まるくらいだったら美味しいものを食べたほうがいいのではないかと思いました。人生楽しく生きるにはうまいものを食べるしかないでよね!
ではまた〜。