日々暑くなってきていますね。
今日はまなびスペースでの「創造型学習」を紹介します!
この取り組み、私たちの間では「じぶんデザイン」と呼んでいます。
これはルミオハナ独自の子どもたちが自分の興味を深堀し、個性に合わせた強味を発見していくことを目的としたプログラムです。
「じぶん」を「デザイン」していく
リサーチシートを使って興味を深堀り。知っているつもりだったことも実はあまり知らなかったり、勘違いしていたり…。
空間は「えー!そうなの?」「しらなかったー!」で常にあふれています。
ここでの発見がまた新たな興味や学習につながったり、漢字や計算を学習する動機になったりもします。
何より、「好き」をベースに学習を広げていきますので、楽しいですね。
成果物も目に見える形で残すようにしていますので、まなびを通して自己肯定感を育むことができていると感じます。
大人は全力でサポート
子どもたちのやりたいをかなえるため、大人は全力で活動をサポートします。
少し前までは、「自分でやる」がモットーでしたが、これはやはり小学校低学年には難しい。
そこで方向転換をしまして、「できることは自分の手で」「出来なければ大人がサポートする」という方針に切り替えました。
そうしたら、面白いように学習が進むのですね。
子どもたちが必要としていたのは、自分のアイディアを発信できる自由な環境と、ちょっとの助け、でした。
学習のテーマは様々
1年生から5年生まで、様々なテーマで活動をしています。
絶滅危惧種や、食虫植物、建造物や、スパイ、猫の瞳孔から体の仕組みまで様々です。
毎回同じテーマでなくても、大丈夫。その時の興味に合わせてまなびを進めるようにしています。
フィードバックは月に1回
子どもたちと向き合う時間は日常の中でもたくさんあるのですが、まとめてフィードバックをするのは月に1回としました。
大人と向き合っての対話をしながら、自分の成長を確認します。
ここでも大切なのが成果物を目の前に残すこと。これは「ドキュメンテーション」とも呼ばれますが、まなびスペースでは、これを徹底するようにしています。
成果物が目の前にあれば、子どもたちは確実に自分の成長を確認できるし、次のステップも明確に理解できます。
大人も「見える」から褒めやすい。
まわりの大人やパパ、ママからの「え、こんなに!?よくがんばったね!」の一言は子どもたちを前に進める原動力になります。
「これはできるようになった」「これはもうちょっと頑張らなくちゃ」
フィードバックを通して子どもたちは自分と向き合えています。
「お父さんお母さんをびっくりさせたい!」
じぶんデザインを進めているとこんな声をよく聞きます。
子どもたちは、ただ単に「お勉強」を進めることに意味を感じません。つまらないからです。
でも、もし子どもが「お勉強」を自分の成長と紐づけることができたら?「何のために」やっているかが明らかだったら?
ルミオハナでは、このハブの部分に「教育」があると考えています。
小学生が自分と向き合い、何を勉強したらいいかを考える環境づくり、始まっています。