【哲学】「普通」の考察

 

「普通とはなにか」について考えていきます。

考えるポイント

  • 「普通の定義」

いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであること。他と特に異なる性質を持ってはいないさま。

反対語→「特別」

ありふれたものであること、というのはわかりますね。「普通のもの・こと」といったときは、その話している人も含めて「当たり前のこと」としてとらえています。

しかし、「他と特に異なる性質を持ってはいないさま」というのはどうでしょうか?例えば、日本人の「普通」と外国人の「普通」は異なりますよね?

そうすると、「普通」の定義に矛盾しています。同じことが「普通」であるのに、日本人の「普通」と外国人の「普通」は違います。

では「普通」とは何でしょうか?

小トピックに対してどんどんディスカッションしながら掘り下げて結論を出してみました。

  • 身の回りの「普通」
    • 学校へ行く → 行かないという選択もできる(ホームスクール、オンライン授業)
    • お母さんがご飯を作る → お父さんさんが作ってもいい、子どもが作ることもできる
    • 仕事に毎日行く → テレワーク、毎日しなくてもいい仕事を選ぶ
  • どこからが「普通」なのか。
    • 食べる、寝る、排せつ行為(生命維持活動) → 病院では普通じゃないかも?
    • 自分が思っていることが普通?
  • 国ごとに「普通」は違うのか?
    • 耳垢:日本人は乾燥しているが、欧米人は湿っている
    • 納豆とイモムシ:どちらも当たり前に食す文化圏以外からは食べ物として見られ辛い
  • 「普通」は存在するのか。
    • 存在する。自分が当たり前に思っていることこそが「普通」
  • 自分の思う普通と、ほかの人が思う普通は違う。では、普通とは?
    • 自分と他人が考える普通が異なるのが普通。他人と全く同じ性質(考え)を持っていることが普通じゃないから。
  • 「普通」と「常識」は違うのか?

    • 「常識の定義」

      健全な一般人が共通に持っている、または持つべき、一般的な知識や思慮分別。

    • 普通は人と異なっても良い考えだけど、常識は「健全な一般人」として見られるための知識。
  • アインシュタインの言葉「常識とは十八歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」
    • 常識の「健全な一般人」というのがその人それぞれで変わる。
    • 例えば外で遊ぶほうが良いっていうのも、犯罪やケガのことを考えると間違っているかもしれない。

僕の結論:

「普通」とは「自分が当たり前に思っている」こと。

普通ではない場合、「異常」としてとらえるのではなく、それが「普通」だったり「特別」ととらえればいいと思う。(争いがおこらない)